- 軽貨物ドライバーへの転職 2026.10.12
ドライバーさんの我慢で、会社を回していいはずがない。
軽貨物の仕事が嫌いになったというより、人の扱われ方に疲れてしまっていませんか。
仕事だから、ある程度は我慢しよう。生活もあるし、簡単には辞められない。そうやって、言いたいことを飲み込んで走っているなら、今日はあなたに向けて、少し本音を話させてください。
私はもう、ドライバーさんの我慢を当てにして成り立つような会社のあり方を、仕方ないこととして受け止めたくありません。
誰かが黙って無理をすれば、今日の配送は終わるかもしれない。でも、それを繰り返していたら、その人の生活や気持ちはどうなるんでしょうか。
会社が続いていても、そこで働く人がすり減っていく。その状態を、うまく回っているとは呼びたくないんです。
あなたが困っているのに、会社の都合だけで話を終わらせないでほしい
私が腹を立てているのは、ドライバーさんを、自分たちに都合よく動いてくれる人としてしか見ない姿勢です。
もし、仕事を始める前にはいいことばかり聞かされて、始めてから大事な負担が分かったとしたら。もし、報酬について聞いても説明してもらえず、困ったことを相談しても、あなたが頑張れば済む話にされてしまったら。
それでも生活のために続けなければと思う人の気持ちを、利用していいはずがありません。
仕事の条件を聞くことも、続けられるか相談することも、わがままではないと思います。自分の時間と体を使って働くのですから、納得して始めたいのは当然ですよね。
会社にも事情はあります。お願いできる仕事に限りがある日もありますし、希望に合う案件を必ず用意できるわけでもありません。だからこそ、できることと難しいことを、言葉にして伝える必要があるんだと思います。
分からないまま期待させて、最後に負担だけを渡す。そんな関係に、あなたを慣れさせたくないんです。
私も、荷物を前にして、今日これを終えられるのかと思っていました
私自身、宅配をしていたことがあります。初めての港区のコースで、約120件の荷物を前にして、自分で配れたのは70件まででした。複数の方に助けてもらって、その日の配送を終えました。
当時はお金がなく、ガソリン代を運送会社に借りたり、売上の半分を先にもらったりしていたこともあります。
だから、生活がかかっているときに、気持ちだけで仕事を変えられるものではないことは、私なりに分かっているつもりです。次の仕事の条件が見えなければ、動きたくても動けないんですよね。
私はその後、仕事先のドライバー仲間から別の配送を教えてもらい、お弁当配送を知りました。そういう仕事もあるんだと分かったことで、働き方を考え直すきっかけができたんです。
そのときのお話は、宅配からお弁当配送へ移った私自身の経験に書いています。
私の経験を、あなたも同じだと決めつけたいわけではありません。ただ、会社を選ぶ側の人にも、毎月の支払いがあって、使える時間に限りがあって、簡単には口にできない不安がある。そのことを、会社をやる立場になっても忘れたくないんです。
ドライバーさんは、私にとって神様です
私は、ドライバーさんは神様だと思っています。
会社が仕事を受けても、実際に届けてくれる人がいなければ、荷物は届きません。配送先を確かめ、時間を見て、車を走らせ、相手にお渡しする。最後に会社の仕事を形にしてくれるのは、現場にいるあなたです。
お弁当が食事の時間に届くのも、仕事に必要な品物が担当者の手に渡るのも、誰かが大切に運んでくれているからですよね。
会社の名前が入った伝票の先で、人と接し、荷物を届けてくれる。その積み重ねがあるから、お客様はまた仕事を頼んでくださるんだと思います。
そう考えると、仕事を回してあげているという顔で、ドライバーさんの上に立つ気持ちにはなれません。私たちの仕事を一緒につくってくれている人に、ありがとうと言える会社でいたいです。
あなたが今日、無事に届けてくれたことを、当たり前にしたくないんです。
会社にとっては一つの配送でも、あなたにとっては、自分の時間を使い、安全に気を配って果たした仕事です。その重さを、会社の都合で軽く扱いたくありません。
心と心でつながるって、きれいな言葉だけではできませんよね
あなたを大切にします、と書くだけなら簡単です。でも、それを読んだだけで、すぐに信用できるものではないですよね。
もし前の会社で嫌な思いをしたことがあるなら、次の会社に対しても身構えると思います。いい話を聞くほど、本当にそうなのかなと気になることもあるでしょう。
だから、オーシャンズも、言葉だけで信用してほしいとは思っていません。あなたが気になることを聞いて、その返事を見て、自分の希望と実際の条件が合うかを考えてほしいんです。
報酬から何が引かれるのか。自分が負担するものは何なのか。どのくらい働けるのか。困ったときには誰に連絡すればいいのか。そういう話を曖昧にしたまま、気持ちだけで一緒に頑張ろうと言っても、安心して働けないと思うんです。
私がつくりたいのは、あなたが会社に合わせて黙る関係ではなく、お互いに考えていることを話せる関係です。
生活費のために、もう少し仕事を増やしたい。今の仕事は続けたいけれど、午後も働きたい。そういう希望も、聞かせてください。
実際に、午後の仕事を探して来られたCさんには、ケータリングやチャーターなど、いろいろな案件で働いていただいています。ここに仕事の選択肢があると助かる、という安心した様子が印象に残っています。
そのお話は、午後も働きたかったCさんの記事に書きました。大きな宣伝文句より、こうして目の前の人の希望を聞き、実際の仕事と合わせて考えることを大切にしたいと思っています。
もちろん、希望に合う仕事が見つからないこともあります。そのときは、無理に合わせてもらうのではなく、条件を知ったうえで別の選択肢を考えてもらっていいんです。
あなたの頑張りを、大事にできる関係をつくりたい
私は、ただ会社の数字を増やすために、ドライバーさんを集めたいわけではありません。
あなたが丁寧に仕事をしてくれたら、その仕事を大事にしたい。困っているなら、何に困っているのかを聞きたい。こちらからお願いすることがあるなら、理由も条件も伝えて、納得してもらえるかを考えたい。
会社もドライバーさんも、相手がいてこその仕事です。あなたが届けてくれるから私たちは仕事をつなげられるし、会社が仕事を探し、条件を合わせることが、あなたの働く選択肢につながります。
その関係を、心の通わない取引だけで終わらせたくありません。お互いの生活と仕事を大事にしながら、今日も一緒にやっていこうと思える関係をつくりたいんです。
ここまで読んでくださったあなたが、今の会社で疲れてしまっているなら、いきなり仕事を辞めて来なくても大丈夫です。
まずは、何がつらいのか。これからどう働きたいのか。まだ次の仕事を決めていなくても、その話を聞かせてもらえませんか。
立派な転職理由を用意しなくていいですし、オーシャンズに来ると決めてから連絡する必要もありません。私たちを候補の一つとして見て、話を聞いてから、あなたに合うかを考えてください。
あなたが頑張ることを、誰かに都合よく使われるためのものにしたくない。私が今日、いちばん伝えたかったのは、その気持ちです。
心と心でつながれる仕事を、あなたと一緒につくっていけたらうれしいです。