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道を覚えるのが苦手。そんな私でも配送の仕事はできますか?

駐車場で軽貨物車の横に立ち、出発前にスマートフォンを確認する女性。道を覚えるのが苦手。配送の仕事、私にもできる?

初めて行くお店へ、ナビを使って向かう。近くまで来たのに、駐車場の入口が分からない。

「着いたって言われても、どこから入ればいいの?」

そんな経験があると、配送の求人を見ても少し迷いますよね。お店へ行くだけでも戸惑うのに、仕事で知らない場所を回れるだろうか、と。

普段は近所を運転している。運転そのものが嫌いなわけでもない。でも、道を覚えるのが苦手。

もし、そこが気になって応募をためらっているなら、少しお話しさせてください。「ナビがあるから大丈夫ですよ」の一言では、片付かない心配だと思うんです。

道を間違えたあと、どうしたらいいか分からない

曲がるところを通り過ぎてしまった。建物は見つかったけれど、車を置ける場所がない。予定の時間に遅れそう。

そのとき、誰に聞けばいいのか。何を伝えればいいのか。

仕事として考えると、そこまで気になりませんか。

知らない道を全部覚えてから応募するのは、難しいですよね。これからどこへ届けるかも、まだ分からないのですから。

だから、まず確かめてほしいのは、どんな届け先を回る仕事で、最初にどう教わり、困ったときに誰へ連絡するのかです。

その話を聞いてから、自分にできそうかを考えてください。「道が苦手だから」の一言だけで候補から外してしまう前に、知っておけることがあります。

毎日、初めての場所へ行く仕事ばかりではありません

配送には、決まった届け先を繰り返し回る仕事もあります。ルート配送と呼ばれるものです。

同じ場所へ行くなら、前に教わった入口や、荷物を渡す場所の情報を次にも使えます。「ここは来たことがある」と思えることが、あなたには助けになるかもしれません。

一方で、依頼ごとに行き先が変わるスポット便やチャーター便もあります。求人に配送と書かれていても、その中身は違うんです。

仕事の種類を知りたいときは、配送の仕事ごとの違いをまとめた記事も参考にしてください。

ルート配送が気になったら、「届け先は毎日同じですか。曜日で変わりますか」と聞いてみましょう。担当する範囲や、急な追加があるかも知りたいところです。

名前だけで安心するより、実際にどんな一日になるのかを聞けたほうが、自分が働く姿も想像しやすくなります。

ナビが教えてくれるのは、入口の手前までかもしれません

住所の近くに着いたのに、目の前にあるのは建物の裏側。正面玄関へ行けばいいのか、荷物を届ける人の入口が別にあるのか。

初めてなら、分からなくて当然です。その建物のことを、まだ教わっていないんですから。

最初に配送先の説明を受けるときは、住所だけでなく、「車はどこへ入れますか」「荷物はどこへ持っていきますか」「着いたら誰に声をかけますか」まで聞いてみてください。

道順は分かっていても、そこで立ち止まることはあります。道を覚えるのが苦手なせいだと、何でも自分のせいにしなくていいですよ。

教わったことは、仕事で認められたメモや配送システムに残しておくと、次に出発する前に見返せます。入口、車を置く場所、声をかける相手。自分が現地で迷いそうなところから書けば十分です。

配送先の住所や連絡先をどう保存するかは、会社のルールに合わせてください。通行規制や入口の案内が変わることもあるので、その日の標識や最新の指示を優先します。

曲がりそこねたときは、取り戻そうと焦らないでください

「あ、今の角だった」

そう気づいても、急に曲がったり、無理に車線を変えたりしないでください。まずは周りを見て、安全に運転を続けます。

地図を詳しく見直すなら、駐停車できる安全な場所に車を止めてから。ナビの設定も、連絡の電話も、走りながら済ませようとしないでください。

警察庁も、スマートフォンなどを使う必要がある場合は、安全な場所に停車してから使うよう案内しています。

時間に遅れそうなら、教わった連絡先へ、今いる場所と困っていることを伝えます。たとえば「道を間違えて、今は〇〇にいます。指定の時間に間に合わないかもしれません」。まず、その状況が伝われば、次の対応を相談できます。

会社の担当者へ先に連絡するのか、届け先にも連絡するのか。担当者が出られないときはどうするのか。その順番を、出発前に聞いておきたいですね。

車を置く場所が見つからないときも同じです。「すぐ戻るから」と入口の前に置いて届けに行く前に、停めてよい場所や対応を確かめてください。

「最初は、どうやって教えてもらえますか」

未経験歓迎という言葉だけでは、あなたの心配が解けないこともあると思います。

「初めての道が不安です。最初は誰かと一緒に回りますか。それとも、別の教わり方ですか」

そんなふうに、具体的に聞いていいんです。

同乗して教わる機会はあるのか。届け先ごとの案内を見られるのか。一人で回る前に、何を確認するのか。まだ覚えられない場所があったら、誰に相談できるのか。

研修の内容は仕事ごとに違います。期間や研修中の報酬も含めて、応募する募集の説明を聞いてください。

それから、バックや車幅の感覚も不安なら、そのことも伝えてほしいです。道順への不安と、運転そのものへの不安では、必要な準備が違います。実際に使う車で練習や指導を受けられるかまで相談しましょう。

採用してほしくて、まだ不安なのに「できます」と答えなくていいですよ。仕事を始めてから一人で困らないために、今、聞いておきたいんです。

道に詳しいふりをして、来なくていいです

うちの仕事を見てみようかなと思ったら、まず募集の仕事内容や配送エリアを見てみてください。

気になる仕事があったら、「近所なら運転できます。でも、初めての場所は不安です」と、そのまま話してください。説明を聞いて、安全に続けられそうかを一緒に考えましょう。

最初の連絡で言葉に迷うときは、応募をためらっている方へ書いた記事にも、聞き方の例を載せています。

あなたが怖いと思っているのは、道そのものかもしれないし、分からなくなったときに誰にも聞けないことかもしれません。そこを聞かせてもらえたら、話せることがあります。

まずは、どんな仕事があるのか、一つ見てみませんか。

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